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二次創作同人誌のオタクが同人誌以外のオタクごとの話をする

Gロッソに行ったこと③わくわく物販編

シアターGロッソの正面扉から入って真っすぐ進むと劇場だが、右側進んだ先に広がる夢の世界をご存じだろうか。
私は2022年に初めて知った。

舞台が終わって多幸感でフワフワになったオタクは、財布の紐がゆるい。
なんなら積極的にお金を出そうとする。

こんなとき、2.5次元舞台なら物販のブースに並べばいいし宝塚なら劇場の近くに専門のショップがある。
そしてシアターGロッソには、劇場入口手前エリアと東京宝島がある(あった)。

東京宝島は1月末に惜しくも閉店してしまったが、アクスタやランダムグッズ、ぬいぐるみなど大人向けの商品から子ども向けのおもちゃ、アパレル、雑貨に至るまでスーパー戦隊関連のグッズを幅広く扱っていた。
こちらは大人でも比較的入りやすかったため、何度か買い物をしたことがあった。*1

一方の劇場入口手前エリアはどちらかというと小さい子どもさんとその親でにぎわっているため(もちろん大人もちらほらいたが)、キャスト目当てで来場している自分には縁のないエリアだという印象が強かった。
その日までは。

ブロマイドの自販機に並んでいると、劇場入口手前エリアをじっくり観察することになる。
(ブロマイドについては前回の記事を参照)
中でも興味を引かれたのが名前が入るキーホルダーだ。

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好きなヒーローの絵柄に自分の名前を入れてキーホルダーにしてくれるうえに、裏側には今日の日付が入る。
申し込み用紙に入れたい文字(名前でなくてもいい)を記入して係りの人に渡すと、10〜15分くらいで完成する。

元気いっぱい自分のペンネームを書いて、もちろんドンモモタロウで作った。

最初はメイン5人+集合絵柄の6種類だったが、次回以降の公演では追加戦士のジロウや脳人たちの絵柄も追加された。
何よりうれしかったのは、第4弾から脳人集合の絵柄が追加されたことだ。

敵役やあまり注目されないキャラを好きになったときにグッズ展開で寂しい思いをすることが何度となくあったため、ヒーローとしてくくれないキャラもグッズになっていてゴキゲンになってしまったのだ。
初めて知った日には購入を見送ったが、結局どうしてもほしくなって後日作りに行ってしまった。

このエリアで最も敷居が高いと感じたのはボディペ(ボディペインティング)だ。
顔や腕にヒーローの絵を描いてもらえるサービスだが、このあと街に繰り出す予定のある大人はにはちょっと手を出しづらい。

ところが、顔や腕以外へのペイントもOKなのだそうだ。知らなかった…
ペンライトや写真、グッズ、紙チケットなどでも良いらしい。これなら大人でも気軽に利用できる。

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店頭に大きく「大人もOK」と書かれているのがありがたいが、私は結局第4弾まで手が出ず、先述の脳人集合おなまえキーホルダーを作りに行ったときに初めてお願いすることにした。

正直、ペイントしてもらう間スタッフさんと一対一になるのはちょっと気恥ずかしいと思っていたが、
スタッフさんはかなり気さくで「キングオージャーもう見ましたか?」などとっつきやすい話題を振ってくださり、大変ありがたかった。その間も鮮やかな手つきでペイントを仕上げていく手並みはまさにプロの技だ。

ヒーローの描かれたシールの周りをデコってもらって、だいたい4〜5分くらいで完成。
塗料が乾くまで少し時間がかかるそうなので、特にペンライトに描いてもらう場合は観劇前がおすすめだ。
アクリル絵の具っぽい塗料に見えたが、あまり画材に詳しくないので違うかもしれない。
他にも、フードコーナーではランダムで缶バッジがもらえるコラボフードやドリンクが楽しめたり、ドンブラザーズの絵柄のポップコーンバケツを販売していた。

ポップコーンバケツは中身を食べ終わったあと、洗って乾かしてからグッズ入れとして活用している。
全面ラメ入りでかっこいいし、正面に描かれたガワのイラストののっぺりとした色使いも味わいがあっていい。
フードコーナーはついぞ利用するタイミングがないまま東京宝島と同時期に閉店してしまったのが心残りである。

これまで何度かGロッソに足を運んだことこそあったが、私はこの劇場入口手前エリアの楽しみ方を2022年に初めて知ったのであった。

次回はGロッソに通うなら絶対に入手したほうがいいペンライトの話をする。

*1:2023年3月の時点では店舗エリアの跡地は封鎖されており、Gロッソに入ってすぐの場所の小さいワゴンでグッズの販売を行っているようだ